瞑想の色々な使い方

脳と身体を休ませる

実際のところ、疲労感とは脳の現象にほかなりません。物理的な疲労以上に、まずは脳の疲労が「疲れた」という感じをあなたの中にもたらしています。

書籍:「世界のエリートがやっている 最高の休息法」より引用

脳にはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という活動がありますが、これに脳の消費エネルギーの大半が使われているようです。

DMNは「ボーっとしている時(意識的な活動をしていない時)」に活動するので、身体を休ませようとゴロゴロしていても脳は逆に疲弊してしまうということになります。

瞑想には、DMNに関わる脳機能を低下させる効果があるので無駄なエネルギーの消費を抑えることに繋がるというわけですね。

引用にも書いてあるように、疲労感とは脳の現象でもあるので、瞑想により脳の疲労を抑えることで身体の疲労感も抑えられるという原理のようです

アイデアを生み出す

その一方で、もうひとつの瞑想状態として、逆に気持ちをもっともっと揺らがせていく脳の使い方というのもあると思っています。

「脳科学者に聞く「瞑想するだけで人生が変わるは本当か?」 | SYNCHRONOUS シンクロナス」より引用

瞑想では、座ったり目を閉じたりして心を落ち着かせ、無心になる状態を目指します。

瞑想をしていると気が逸れる瞬間があると思いますが、「アイデアを生み出す」場合は逆に気が逸れる状態を利用して脳をマインド・ワンダリング(さまざまなことをぼんやり考えてしまう) の状態に持っていくようです。

マインド・ワンダリングの延長線上にあるものが、新しいアイデアやクリエイティビティにつながることがあるとのことで、自らその状態に持っていくために気が逸れやすい瞑想を利用する方法もあるようです。


今回のおすすめ本📚

物語形式で瞑想のメリットを伝えてくれます。
私が瞑想を始めるきっかけにもなった書籍の一つです。

尊敬している脳科学者の「青砥瑞人」さんの書籍です!
脳科学的な観点から、目的に応じた集中の仕方があるということを学ばさせていただきました。

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